低音の魅力

2004年12月2日 音楽
このアルバムはまだあまり聞いていないんだけど・・・

昔あたしは自分の声が大嫌いだった。
嫌いなところは沢山あったけど、その中でもワースト1.2を誇る、こどもらしくない低い声。

小学校のころからずっとアルトばかりで主旋律はうたえず、
ソプラノの音なんか絶対でない。
昔は裏声で歌うのがインチキのような気がして、
自分がインチキだといわれているような気がして、
でも高い声はでなくて泣く泣くあきらめることも多かった。

最近はあまり行かないけれど、カラオケに行って女性ヴォーカルの曲を歌うとき、
まず、1-2音はかならず下げる。
下げずに歌えるのは中島みゆきだけ(笑)
男性ヴォーカルは下げないでいいから楽だったな。

あたしの好きなヴォーカルは女性は低音、男声はハイトーンがもともと多いんだけど、
平原綾香のファーストアルバムで、一番好きな曲はempty spaceだ。
なぜかというと出だしの低音がいいから。

ハイトーンのファルセットが綺麗なヴォーカルは、最近のDIVA流行りの中では結構見かけるけど、
彼女の低音はぐっと来る。

いいな。低音が魅力的っていいな。
そう思うと自分の低いハスキーな声も年とともにスキになった。
よかった。この声で。
低い声で子供たちに子守歌を歌いながら、
昔はあんなに恨んだ神様をにありがとうをいう。

まったく人間てのは勝手だよ。
ごめんね、神様。

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