だーりんの家族、自分の家族

みなさんの日記をよませてもらうと、
義父母やダンナさんの身内に苦労してる人多いですね〜。

みんな自分のコト、鬼嫁とかいってるけど（笑）
どうみても、ダンナさんの身内の方が悪そう。
みんな苦労してるんですね。ご苦労様です。
ダンナさんは選べても、ダンナさんの身内は選べないモンね。
グリコのおまけみたいなもんかな。

うちの場合、とにかくその点はラッキーでした。

嫁と姑が一番うまく行かない理由って、
相性と距離感だと思うんですが、
うちの場合、お義母さんが竹のようにしなやかで、
自分を絶対押しつけないばかりか、
こんな不手際の多い嫁でも、
あたしの生き方も認めてくれるので、
本当にありがたいと思っています。

義母は若くして社内結婚で義父と結婚して以来、
ずっと転勤族の夫につきあって専業主婦で社宅を転々としてきた人です。
義父はとてもいい人ですが、昔のサラリーマン。
うちのコトは全部妻にまかせ、男はまず仕事！
そんでお酒をのむのが大好き！
酒を飲んでなければ家の二、三軒たったかも？と
いうぐらい、仕事→仕事のつきあいで飲む。
という人生を送ってきたひとです。

夫の人生のバックアップをして、家族の幸せを守り続けてきた人に、
あたしはどんなにワガママに映るんでしょう。
でも彼女は「仕事をしながら子供を育ててるなんて凄い」と言ってくれます。

義父母のうちに行くとどこもピカピカですが、
嫌みな感じは全然しません。
家族が居心地がいいように。毎日笑っていられるように、
それでいて自分自身を失わないでいる。
それって凄いコトだと思います。

今は、義父の高齢の両親と一緒に住んでいて、
痴呆の気のある舅の世話に奮闘しているようで、
さすがの義母が時々愚痴のメールを送ってきます。
その内容たるや、あたしならもう切れてしまいそうな内容ですが、
彼女は「も〜たいへんなのよ〜！でもまたがんばんなくっちゃね♪」と
こなしていきます。

・・・脱帽。

距離が離れているからいいことも沢山あるかもしれません。
でも、距離が離れていても合わない人とは合わないよね。
この両親を見るたびに、夫と結婚してラッキーだったと思います（笑）

あ、ちなみに義父もとってもいい人です。
むかあしつきあい始めた頃、だーりんのうちに遊びに行ったとき、
たまたまお義母さんが不在なコトがありました。
お義父さんはどうにかもてなそうと思ったんでしょう。
なんと、お小皿の上にヘタを取ったイチゴがのったものが出てきました。
普段、包丁なんて握ること全然なさそうですけどね(^^;;

その不器用な、それでいて心のこもった歓迎に、
いいうちで育ったんだな〜と思いました。

その感想は今でも変わっていません。

うちの父とは全然違うタイプなのですが、
今は本当の父のように思っています。

他人を心から認めて尊敬すること。
それが自然に出来る両親に、
教わることは本当に多いです。
彼らと家族になることが出来て、
あたしは本当に幸せだと思っています。

ああ、やっぱりべた褒めになっちゃうな〜。
年末の帰省、今からとても楽しみです(^^)